新旧キャプテンが窮地救う! 小林の4年連続開幕弾と中村の一撃で川崎が大宮を2-0撃破
家長を下げた川崎が息を吹き返す
後半に入っても大宮から主導権を奪えない状況に耐えかねた川崎は、前線で孤立し続ける家長を後半12分に下げ、FW森本貴幸を投入。同20分には左サイドからのグラウンダーのクロスに森本が体を投げ出してスライディングするも、わずかに合わせられず。しかし、この交代で川崎は一気に息を吹き返した。
そして同21分、MF中村の右CKを小林がヘディングで叩き込み、先制点を奪取。小林はこれで4年連続の開幕戦ゴールという快挙を達成した。さらに後半アディショナルタイムには、前がかりになった大宮の裏をカウンターで突き、中村が追加点を挙げて試合を決めた。
劣勢を強いられた川崎だが、新旧キャプテンの一撃に救われ、辛くも勝ち点3の獲得に成功。一方で、FC東京へ移籍したFW大久保嘉人の後任として注目を集めている家長は攻撃に絡めず、シュート0本に終わるなど今後に課題を残した。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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