“二冠王者”鹿島敗れる! J開幕戦で大型補強のFC東京に0-1と敗れ黒星スタート
優勝候補同士の注目の一戦はオウンゴールで決着
昨年のJリーグ王者で連覇を狙う鹿島アントラーズが、黒星発進となった。Jリーグ第1節の注目カード、FC東京戦に臨んだものの0-1で敗れた。
鹿島はゼロックス杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ初戦と公式戦に連勝して、この日のJリーグ開幕戦に臨んだ。GKクォン・スンテとMFレオ・シルバ、FWペドロ・ジュニオールの外国籍選手3人をスタメンで起用。一方のFC東京も、川崎から加入したFW大久保嘉人を筆頭にGK林彰洋、DF太田宏介、MF高萩洋次郎、FW永井謙佑と大型補強によってFC東京に集結した多くのメンバーがピッチに並んだ。
最初のチャンスは前半7分、FC東京に訪れた。CKからセカンドボールを展開すると、右サイドでフリーとなった大久保嘉人がゴールのニア上を狙う。クォン・スンテに触れられてゴールこそならなかったが、いきなり得点を狙う姿勢を醸し出した。同38分にはDF室屋成のクロスに永井がフリーで飛び込んだものの、ボールはヒットせず。前半をスコアレスで折り返した。
後半に入ると、両チームともにカウンターを活路にゴール前に迫る場面が増える。同13分にはCKからファーサイドでフリーになった大久保嘉人がシュートしたものの枠外。その直後には鹿島MF土居聖真のスルーパスにMFペドロ・ジュニオールが反応してシュートを放ったが林のファインセーブに阻まれた。
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