Jリーグ幕開けは大量5ゴールの激闘に! 横浜FMが浦和に3-2逆転勝利、J1通算400勝達成
後半、浦和が4-4-2システムに変更も…
その後は浦和が全体的にボールを保持する時間が長くなったが、決定機は生み出せず。1-0のままハーフタイムに入った。
後半に入ると浦和が決定機を次々に創出していくなか、浦和は電光石火の逆転劇を見せた。まずは同18分、途中出場のMF関根貴大が右サイドからクロスを上げると、ニアサイドでFW興梠慎三がつぶれた後ろに入り込んだシルバが、肩でのトラップでマーカーを外して冷静にゴールに流し込んだ。
すると2分後の同20分、MF柏木陽介が中盤の低い位置からピンポイントのフィードをゴール前に走り込んだシルバに供給。シルバが飯倉と入れ替わるようにヘディングでゴールに流し込み、あっという間に浦和が2-1と逆転した。シルバは21日のACLでの移籍初ゴールに続き、公式戦2戦3ゴールといきなり爆発した。
リードを奪った浦和は代名詞の3バックシステムからDF那須大亮の投入で4-4-2システムにシフトしたが、同41分横浜FMはMF天野純が蹴り込んだ左CKをニアサイドで新加入のFWウーゴ・ヴィエイラが頭で合わせて同点ゴールを決めた。さらに後半アディショナルタイム、齋藤が左サイドからドリブル突破を仕掛けると中央へのラストパスを途中出場のMF前田直輝が流し込んで決勝ゴール。劇的な逆転劇で横浜FMが3-2の開幕勝利を収め、J1通算400勝となる節目の勝利を飾った。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文・写真 text & photo by Football ZONE web
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