町田、名古屋が敗退の波乱…天皇杯でJ1クラブ相次いで不覚、筑波大が大金星で3回戦進出
天皇杯2回戦を開催
第104回の天皇杯(全日本サッカー選手権大会)は6月12日、2回戦を開催。J1首位に立つFC町田ゼルビアが筑波大(茨城県代表)にPK戦で、名古屋グランパスが日本で唯一のサッカー総合専門学校であるJAPANサッカーカレッジ(新潟県代表)に0-1で敗れるなど、J1クラブ勢が格下に不覚を取る波乱が続出した。
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J1リーグで首位に立つ町田は前半22分、コーナーキックからMF安井拓也が先制ゴールを奪い、先手を取る。しかし1点リードして迎えた後半アディショナルタイム1分、FW内野航太郎に同点ゴールを許すと、延長戦でも決着が付かずPK戦へ。PK戦では町田の3人目、4人目が立て続けに失敗。筑波大が4-2で勝利し、大金星を挙げた。
また、名古屋は、1回戦でアルテリーヴォ和歌山(和歌山県代表)を2-1で下して勝ち上がってきたJAPANサッカーカレッジと豊田スタジアムでの2回戦で対戦。攻めあぐねる展開が続くと後半6分、右サイドからのクロスを北信越フットボールリーグ2部得点王の経験を持つ相手FW上元直樹にファーサイドでボレーシュートを決められ、0-1でまさかの敗戦を喫した。
そのほかJ1勢では、ジュビロ磐田がJ3のテゲバジャーロ宮崎に1-2で逆転負けを喫し、2回戦で敗退。アルビレックス新潟はJ3ギラヴァンツ北九州、横浜F・マリノスはJ2のFC岐阜とPK戦にもつれ込む苦戦を強いられたが、ともに勝利し3回戦へ駒を進めた。
天皇杯3回戦は7月10日(予備日7月17日)に行われる。
■天皇杯2回戦の試合結果
神戸 2-0 富山
徳島 1-0 仙台
柏 2-0 岩手
C大阪 3-1 ジェイリースFC
甲府 2-0 Honda FC
新潟 4-4(PK3-1) 北九州
長崎 3-2 讃岐
鹿島 2-1 奈良
藤枝 2-0 栃木
鳥栖 2-1 高知ユナイテッドSC
横浜FC 2-1(延長) 八戸
群馬 1-1(PK2-3) 山口
京都 2-0 大宮
清水 9-0 三菱重工長崎SC
横浜FM 2-2(PK5-4) 岐阜
熊本 1-2 水戸
G大阪 3-0 福島
川崎 2-0 ソニー仙台FC
大分 1-0 鹿児島
FC東京 3-0 ヴィアティン三重
千葉 2-1 中京大
広島 11-2 FCバレイン下関
秋田 0-2 いわき
湘南 3-1 甲南大
福岡 8-0 福山シティFC
岡山 1-7 愛媛
札幌 3-1 栃木シティ
山形 3-2 相模原
東京V 5-0 長野
町田 1(PK2-4)1 筑波大
名古屋 0-1 JAPANサッカーカレッジ
磐田 1-2 宮崎
(FOOTBALL ZONE編集部)