「もう若くないと実感」 次世代“リーダー”、冨安健洋が初キャプテンマークで自覚「年齢的に上に」

センターバック、サイドバックをこなした冨安健洋【写真:徳原隆元】
センターバック、サイドバックをこなした冨安健洋【写真:徳原隆元】

冨安はフル出場

 森保一監督率いる日本代表(FIFAランク18位)は6月11日、初の国際試合となるピースウイング広島で北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選シリア代表(同89位)戦に臨み、5-0で勝利を収めた。フル出場のDF冨安健洋は後半17分から初めて主将マークを巻いてプレーした。

 森保ジャパンにとっても大事な瞬間だった。主将MF遠藤航が交代となり、主将マークは冨安へ。「特には」と話しつつも「年齢的に上になってきているし、それは代表だけでなくアーセナルも。もう若くないと実感しているので、そういう面もあると思う」と、リーダーシップを発揮していく意欲を見せた。

 アジアカップではチームにカツを入れたり、ピッチ上で牽引したり、その存在感は本当に大きい。遠藤主将の後継者とも言える存在だ。

 この日は3バックの右ストッパー、後半からはサイドバックも務めた。ドリブルで仕掛けるシーンも見られ、9月から始まる最終予選でも必ず頼りになるはずだ。

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