日本代表キャプテンが「重要な役割を果たす」 遠藤航をリバプール専門メディアが絶賛

ボランチでスタメン出場した遠藤航【写真:徳原隆元】
ボランチでスタメン出場した遠藤航【写真:徳原隆元】

シリア戦でルーズボール回収から先制弾につながる

 森保一監督率いる日本代表は6月11日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でシリア代表と対戦し5-0で完勝を収めた。キャプテンMF遠藤航(リバプール)もスタメン出場したなか、英国メディアもその活躍に注目している。

 6日の敵地ミャンマー戦(5-0)に続き3バックで挑んだ日本。遠藤はMF田中碧とボランチのコンビを組んだ。前半13分、MF中村敬斗のドンピシャクロスにFW上田綺世が合わせ先制。同19分にはMF堂安律の強烈な左足ミドルが決まる。その3分後にオウンゴールで加点し、前半だけで3点をシリアから奪った。

 後半からMF中村敬斗に変えてDF伊藤洋輝を投入。最終ラインを4枚にし、陣容を変える。同27分にはMF相馬勇紀が倒されPKを獲得。相馬自らがネットを揺らし日本は4点目を奪う。同40分にはMF南野拓実のミドルも決まり、5-0の無失点勝利を飾った。

 この日遠藤は後半17分までプレー。所属クラブであるリバプールの専門メディア「Empire of the Kop」も日本戦に出場した遠藤について「5-0と勝利した日本のゴールで重要な役割を果たす」と称賛を与えている。

「遠藤は日本の先制弾につながるキャプテンの役割を果たす。中盤でルーズボールをインターセプトし、その流れから中村敬斗がクロスを供給。上田綺世がしっかりとヘディングでゴールを決め均衡を破り、ホームチームの勝利に貢献した」

 また「元アンフィールドの選手である南野拓実も得点を決めている」と、終盤に奪った元リバプール選手のゴールにも触れていた。

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