堂安律がシリア戦で躍動! 左足の技巧弾に元日本代表・松井大輔氏「股開けるか見てた」
W杯アジア2次予選の最終戦でシリアと対戦
日本代表は6月11日、2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第6戦でシリア代表と対戦し、前半3-0でリード。前半13分にFW上田綺世のゴールで先制すると、同19分にはウイングバックで起用されたMF堂安律が、2点目のゴールを記録した。
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堂安は敵陣右サイドでボールを受けると、ドリブルから左足を一閃。低い弾道のシュートでニアサイドを破り、日本に2点目をもたらした。この試合を「フジテレビ」の中継で解説をしていた元日本代表MF小野伸二氏が「どうですか、松井さん? 僕はファーサイドに蹴るんじゃないかなと思ったんですけど」と、元日本代表MF松井大輔氏に振ると、松井氏は「左で持っている時に、ファーに蹴るな、蹴るな(という感じが)あったじゃないですか? その時にGKの左をニアに貫いたので、素晴らしいシュートでしたよね」と、ファーサイドを狙う素振りを見せつつ逆サイドにシュートを放ったことが、得点が決まった要因だと分析した。
また、小野氏はシュートを打つ前の姿勢について「ボールを持っている時に、すごく顔が上がっている状態が長く続いていたので、DFもなかなか行けなかった。それで余裕をもって打てた。素晴らしいシュート」と、指摘した。松井氏も同調して「左で持っている時にDFも見ていた。股を開けるのか。それも見ていたと思いますよ」と、DFの股下を通してGKのニアを射抜いた一撃を振り返った。
日本代表の10番が決めたゴールは、日本サッカー史に名を残す2人の名手にとっても、目を見張る一撃だったようだ。
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