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“パイ食い事件”で英5部退団のぽっちゃりGKが英紙に激白 相手の挑発を「楽しんでやろうかと…」
「まだ全盛期のように…」と現役続行を熱望
このように主張したショーだが、“パイ食いパフォーマンス”は波紋を広げている。かつて名古屋グランパスでプレーした元イングランド代表FWギャリー・リネカー氏は、自身のツイッターで巨漢GKの退団を嘆いた。
「サットン(のクラブハウス)のメンテナンスのために、週3回ソファーで寝泊まりしているウェイン・ショーがパイ・ゲートで失職した。どうなっているんだよ!」
「日に日にフットボールの世界はハートとユーモアのセンスを失っている」
人気コメディアンのジェームス・コーデンも、パイ・ゲートについて「全ての第2GKは試合中の同じタイミングでパイを食べなければいけないと、ルールで定めるべきじゃないかな」とツイートしている。こうした同情の声が上がるなかで、ショーは「今振り返ってみても、僕は絶対にパイを食べるだろうね。スタジアムの中でも食べるだろうし、最高の雰囲気を外で味わいたかったんだ。後悔する以外にもいろいろやれることはあっただろうね。でも、突然やってしまったジョークのせいでね……」とその行動を後悔したが、現役続行を希望している。
「僕は現役を続けたいんだ。46歳で少しばかり太っているけれど、まだ全盛期のように感じている。パイは食べ尽くしたけれど、まだフィットしているし、動ける。4月にはトライアスロンをやろうと思っているんだ」
ノン・リーグ(英5部以下)の星となったサットンを退団した巨漢GKに、果たしてオファーは届くのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images