「水原三星と川崎がダメっぷりを共有」 海外メディアが“新生フロンターレ”ACL初戦の拙攻を指摘
川崎がホームで水原三星に1-1ドロー 「ポゼッションの支配者として楽しんだが…」
川崎フロンターレは22日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ初戦で水原三星ブルーウィングス(韓国)をホームに迎え、1-1と引き分けた。米スポーツ専門テレビ局「FOX SPORTS」のアジア版は、この一戦について「ブルーウィングスとフロンターレがダメっぷりを共有」との見出しを打って報じている。
記事では「ホームチームは輝かしいスタートを楽しんだが、ショウゴ・タニグチの不幸なオウンゴールで失意に追いやられた」とレポート。前半10分にFW小林悠の先制点で幸先の良い出だしとなったものの、DF谷口彰悟のオウンゴールでドローとなった試合を振り返った。
前半早々の川崎の得点シーンについては「ケンゴ・ナカムラのパスはピンポイントであったがバウンドが高かった。ユウ・コバヤシはなんとかして胸でボールを押し込んだ。ハンドに限りなく近いゴールではあったが……」と紹介。最後は「フロンターレは試合を通してポゼッションの支配者として楽しんだものの、多くのチャンスをゴールに変換できずに終わった。水原三星は断固とした守備に徹して終わった。6本のシュートを防いだ」と綴り、重要な初戦で互いに勝ち点1を分け合ったと総括した。
3シーズンぶりにACLの舞台に挑む川崎だが、拙攻によりホームで勝ちきれず、日本勢で唯一白星スタートを逃した。次節は3月1日のイースタンSC(香港)戦。敵地とはいえ格下相手となるだけに、勝ち点3が必須の一戦となるのは間違いない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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