冨安健洋、パリ五輪世代MF鈴木唯人は「かなりポテンシャルが高い」 周囲との連係を称賛
冨安がシリア戦に向けて取材対応
森保一監督率いる日本代表は6月10日、ピースウイング広島で行われる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でシリア戦に向けて冒頭15分を公開した公式練習を行った。6日のミャンマー戦ではベンチ外だったDF冨安健洋は、万全を強調。そのなかで、冨安が突き上げを願ってきたパリ五輪世代の最年少MF鈴木唯人の台頭に言及した。
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ミャンマー戦、後半の頭からピッチに立った背番号20。その姿を冨安はスタンドから見ていた。鈴木はデビュー戦後、周囲とコミュニケーションを取って、細かなすり合わせを行っていた。冨安が何度も口にしてきたパリ五輪世代の突き上げ。MF久保建英のほかに新たな同世代の選手が出てきた現況に時折、笑顔を見せながら口を開いた。
「唯人の性格的にオープンですし、いろんな選手と喋っているなという印象はあって、それは僕ともそうですし、ピッチ外だけじゃなくピッチ内で、対戦相手として紅白戦とかでやるときでも、『俺的には嫌だよ』という話をしたりだとか、そういうコミュニケーションは取れています。見てわかるように、かなりポテンシャルが高いと思うので。ボール触ってナンボな選手だと思いますし、できるだけ見てあげたいなというふうに思っています」
森保監督が3バック継続を明言した最終ラインとしては、DF板倉滉、DF町田浩樹との東京五輪世代トリオで組むことが濃厚と見られる。「うしろの選手がどれだけ前の選手にいい状態でボールを渡してあげられるかというところは、僕も含めうしろの役目かなと思います」。3人の守備が強固だと、より攻撃陣が自信を持って前へ進める。厚みのある攻撃をシリア戦では見られるのか。堅守とともに注目したいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)