J2長崎、ルヴァンカップ快進撃がストップ J1磐田&浦和撃破も新潟戦で散る

長崎はルヴァンカップ快進撃がストップ【写真:Getty Images】
長崎はルヴァンカップ快進撃がストップ【写真:Getty Images】

磐田、浦和を下してプレーオフラウンドで新潟とホーム&アウェーで対戦

 J2のV・ファーレン長崎は6月9日、ルヴァンカップのプレーオフラウンド第2戦でアルビレックス新潟をホームに迎えた。第1戦を1-2で落としていた長崎。第2戦では一時タイスコアまで持ち込んだが、最後は新潟の鋭い攻撃に屈し2戦合計2-3で敗れている。

 2回戦でジュビロ磐田(1-0)、3回戦で浦和レッズ(1-0)とJ1勢を撃破した長崎。プレーオフラウンドでは再びJ1クラブの新潟とマッチアップとなった。6月5日の第1戦ではアウェーで1-2の敗戦。1点差で迎えた9日のリターンマッチで、後半26分に待望の瞬間が訪れる。

 相手ペナルティーエリア内右でボールを受けたMF加藤大が低い弾道の鋭いクロス。これに中央で反応したFWエジガル・ジュニオがネットを揺らした。2戦合計スコア2-2とし、希望をつなぐ。

 後半32分には、カウンターでチャンスを作るとMFマテウス・ジェズスが強烈なミドルシュート。これは相手GK阿部航斗が弾くも、FWマルコス・ギリェルメが詰めてゴールを奪ったかに見えた。

 しかしこのシュートはオフサイド判定で認められず。すると3分後、新潟MF秋山裕紀が鋭いアーリークロスを中へ送ると、FW長倉幹樹が頭で完璧に合わせ1-1となる。このまま試合は終了。2戦合計2-3となり、新潟を苦しめた長崎はプレーオフラウンドでルヴァンカップの敗退が決定した。

 J1クラブ相手に堂々と戦った長崎。快進撃はここで途絶えたが、最後まで新潟を苦しめた試合も大きなインパクトを残している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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