町田を追い詰めたC大阪、2点差追い付くもルヴァン敗退 小菊監督「我々は成長できる」

C大阪はプレーオフラウンドで敗退【写真:徳原隆元】
C大阪はプレーオフラウンドで敗退【写真:徳原隆元】

小菊監督「負け方、散り方は非常に大事にしてきました」

 セレッソ大阪は6月9日、ルヴァンカップのプレーオフラウンド第2戦でFC町田ゼルビアと2-2で引き分けた。第1戦を1-3で落としていたC大阪は、ここで敗退することとなった。

 初戦の1-3を挽回しようとしたC大阪だが、前半の2失点が重くのしかかった。小菊昭雄監督は「今日は1-3で第1レグに負けて、少なくとも2点差で勝たないといけない試合でした。そのなかで早い時間帯にリスタートでやられた。コーチ時代も含め、こういうゲームは少し気持ちがバラバラになり、折れてしまう。そのなかでも選手たちは最後まで誰1人、あきらめずに、追い付いて、たくさんチャンスを作った」と、2点を返したチームを評価した。

 そして、「やはりサッカーには勝ち負けがあるので、負け方、散り方は非常に大事にしてきました。このルヴァンカップは非常に思い入れがありますが、この大会が終わった今、選手たちは非常に素晴らしい散り方をしてくれた。もちろん、いろんな反省はありますが、そこは必ずこれからのリーグ戦、天皇杯に活かしたい。悔しいが、散り方としては、私は選手たちに感謝したい。こういう思いがあれば、我々は成長できると確信したゲームでもあった」と、チームの戦いぶりに前を向いた。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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