日本も熟知する江蘇蘇寧の元“韓国エース”監督 ACL初戦白星も「必ずしも中国が上回っているとは…」
チェ・ヨンス監督が母国凱旋、済州ユナイテッドに1-0と勝利
江蘇蘇寧を率いる元韓国代表FWチェ・ヨンス監督が東アジアサッカー発展のためには日本、韓国、中国の3カ国の協力や競争の高まりが必要だと語った。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。
チェ・ヨンス監督率いる江蘇蘇寧は、今季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦しており、ガンバ大阪と同じグループHに入った。初戦では韓国の済州ユナイテッドと敵地で対戦し、1-0の勝利を収めていた。
昨年7月から江蘇蘇寧の指揮を執るチェ・ヨンス監督は、「私にとって蘇寧で迎えるACLの初戦だった。このような大きな大会で韓国以外のチームを率いていたので、少し神経過敏になっていた」と、中国クラブの監督として母国へ凱旋したことにプレッシャーを感じていたという。それでも初の大舞台での白星発進に安堵したようで、「初戦で良い結果を手にすることができてとても嬉しい」と、ほっと胸をなでおろしている。
相場を大きく超えた移籍金と破格の年俸を用意してスター選手をかき集めていることで、中国サッカーはいやが上にも世間の注目を集めている。FWカルロス・テベスらを獲得した上海申花はACLプレーオフで敗退したものの、初戦から7-0と爆発した広州恒大を筆頭に中国勢は存在感を見せている。
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