「サッカー選手である一番の理由」 田中碧、来季の去就に初言及「そこに行けるように頑張ります」
ドイツ2部デュッセルドルフで3季プレー 1部からの関心も現地で報道される
森保一監督率いる日本代表は6月8日、広島市内で北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループB最終節シリア戦(11日)に向けて練習を再開した。6日のミャンマー戦は5-0で圧勝。チームは前日に帰国し、この日広島入りした。ミャンマー戦で出番のなかったMF田中碧(デュッセルドルフ)は、来季に向けてステップアップについて自身の気持ちを話した。
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悔しい結果が待ち受けていたブンデスリーガ1部2部入れ替え戦。FW浅野拓磨が所属するボーフムとの決戦で、第1戦は3-0の快勝を収めたものの、第2戦で追いつかれ、PK戦までもつれた死闘で屈辱の逆転負けを喫した。1部昇格ならず、田中自身の去就にも注目が集まっているなか、自信の気持ちを初めて明かした。
「そうですね……言えないっすね(笑)。そうそう、うん、うん……。でも、やっぱりどんな選手も、どんな状況でもやっぱりいわゆるチャンピオンズリーグ優勝を狙うクラブでやりたいというふうには絶対誰もが思っているし、それがやっぱサッカー選手である一番の理由だと思う。そこに行けるように頑張ります。はい! 頑張ります、頑張ります。頑張ります」
頭の中を整理しながら、3度「頑張ります」を繰り返した田中。今季はドイツ2部で30試合7ゴール4アシストをマーク。すでに3シーズンをドイツ2部で戦い抜いており、ウインドウが開くたびに去就を噂されてきた。昨冬はアジアカップ期間と重なっており、メンバーから外れたものの、結局移籍の実現はしなかった。
現地の報道では1部のボルシアMG、マインツ、そして来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場するシュツットガルトが関心を寄せていると伝えられている。移籍金は200万ユーロ(約3億4000万円)から300万ユーロ(約5億1000万円)だと推定されるなかで、田中の動向は日本代表にとっても注目の的となりそうだ。