12年まで英5部…4年315日後にCL初得点

　ヴァーディの得点は実に昨年12月10日のマンチェスター・シティ（4−2）戦でハットトリックを達成して以来で、3試合の出場停止などを挟んで、実に758分ぶりのゴールとなった。また枠内シュートを放ったのも380分ぶりで、ゴールチャンスからも見放されていた。

　2012年まで英5部、ノンリーグのフリートウッド・タウンFCでプレーしていたヴァーディがついにCL得点を決めた。データ会社「オプタ」によれば、セビージャ戦のゴールは最後にノンリーグでゴール決めてから4年と315日後に生まれたものだという。セミプロ選手だった無名の点取り屋は、約5年の歳月をかけて、欧州最高峰の舞台であるCLの歴史にその名を刻んだ。

　奇跡のプレミアリーグ優勝でシンデレストーリーの主役になった男の物語は、まだまだ続いているようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images