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正指揮官が決まらずの韓国、暫定監督が選手に発破「危機だと言われるがチャンスにしないと」
韓国は敵地でのシンガポール戦に7-0で快勝
韓国代表は6月6日、敵地での北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第5節シンガポール戦で7-0と快勝し、3次予選(最終予選)進出を決めた。6月11日にはホームでの第6節で中国と対戦するなか、キム・ドフン暫定監督は「韓国サッカーが危機だと言われるが、選手たちはチャンスにしなければならない」と奮起を促している。韓国の総合ニュースサイト「ニューシス」が伝えた。
敵地に乗り込んだ韓国はシンガポール戦、MFイ・ガンインとFWソン・フンミンが2ゴールを決めるなど7-0で快勝。勝ち点を13に伸ばし、3次予選の切符を掴んだ。
韓国は6月11日に控えるホームでの第6節中国戦に向けて7日午前に帰国。キム・ドフン暫定監督は「選手たちが準備したとおりに上手くプレーできたので、いい大勝だったのではないかと思う。主将のソン・フンミンと副主将のイ・ジェソン、そしてキム・ジンスが我々のプレーができるように多くのサポートをしてくれた」と選手たちを評価した。
韓国は今年2月にユルゲン・クリンスマン監督を解任。3月シリーズは五輪代表チームを率いるファン・ソンホン監督が暫定的に指揮を執り、5月にキム・ドフン氏が暫定監督の座に就いた。
すでにグループ1位通過は確定しているが、中国戦に勝利して3次予選の第1ポット入りに近づき、日本やイランとの対戦を避けるミッションも残されている。
「第1ポットに必ず入らなければならない最後の目標が残っている。ホームでの試合。シンガポール戦の結果がファンにいい楽しみを与えたように、(2次予選)最後のゲームで有終の美を飾りたい。相手が強いか弱いかは別として、我々の試合をすることが重要だ。韓国サッカーが危機だと言われるが、選手たちはチャンスにしなければならない」
グループ2位の中国も2次予選突破が懸かるだけに、白熱した一戦となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)