日本代表DFがトッテナムの“弱点”を補完? 海外指摘「ポステコのサッカーに適している」
伊藤洋輝へトッテナムが獲得興味
ドイツ1部シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝について、イングランド1部トッテナムが興味を示しているという。英メディアは伊藤がチームにもたらす効果について、ポジティブな見解を出している。
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現在25歳の伊藤は、2021年にジュビロ磐田からシュツットガルトへ渡り欧州挑戦。2023-24シーズンはブンデスリーガ躍進したチームを後方から支え、チームは無類の強さを誇ったレバークーゼンに続く2位で1年を終えた。伊藤はリーグ戦26試合に出場し2アシストをマークしている。
英メディア「The Top Flight」は「トッテナム移籍リスト」に伊藤がピックアップされている点に触れ、ドイツのジャーナリストであるクリスチャン・フォーク氏の情報を紹介。「3000万ユーロ(約51億円)の契約解除金があるが、これはトッテナムの資金の範囲内だ」と、獲得にかかる金額として許容範囲のものだと指摘している。
アンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムは、今季リーグ戦で61失点。記事でも「過去10年間で最悪の成績」と紹介されており、その懸念点を補完する存在が伊藤になると予想している。
「伊藤は左サイドバック(SB)として、またセンターバック(CB)としてもプレーできる。188センチの日本人は空中戦で強さを発揮でき、この特徴はセットプレーの弱さを相手に露呈していたスパーズ(トッテナム)にとっては魅力的だろう」
身長を生かした守備の才能を認めたうえで「リーグ戦で89.2%のパス精度を誇っており、ポステコグルー監督のサッカーに適している」と、パス精度にも好材料を見出す。今季は主力の相次ぐ離脱もあり失速したトッテナム。「来シーズンは同じような状況に陥らないよう、選手層の厚みを増すことに注力するだろう」と記事では予想していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)