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「ボールタッチがクソ過ぎた」 ジダン監督が下位相手に油断し失態のレアル選手を一喝
開始9分間でまさかの2失点、敵地でバレンシアに1-2で敗れる
レアル・マドリードが22日の敵地バレンシア戦で、リーガ15位に沈んでいた相手に開始9分間でよもやの2失点。前半44分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがヘディングシュートを突き刺すも反撃及ばず、1-2と敗戦を喫した。ジネディーヌ・ジダン監督は2位バルセロナとの勝ち点差を4に広げるチャンスを逸した惜敗に、「ボールタッチがクソ過ぎた」と怒りを露わにしたという。
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敵地メスタージャで、レアルが悪夢を見た。前半4分、ウェストハムで失格の烙印を押され1月に期限付き移籍でバレンシアに加入したイタリア代表FWザザに強烈な一撃で先制を許してしまう。エリア内でゴールを背にしながらボールを受けたストライカーは、鋭く反転しながら左足を一閃。強烈なシュートは守護神ケイラー・ナバスの及ばないワールドクラスのスーパーゴールとなった。
その5分後には敵陣でのボールロストからカウンターのピンチを招き、最後はFWナニのスルーパスを受けたMFファビアン・オレジャーナの右足シュートで追加点を許した。レアルは前半44分に、エースのロナウドがヘディング弾で1点を返したものの2点目のゴールを奪えず、そのまま1-2で1月15日のリーガ第18節セビージャ戦(1-2)以来の敗戦となった。
下位相手の失態を受けて、試合後に温厚なジダン監督がキレた。地元紙「マルカ」によると、「レアル・マドリードは最初の10分間のせいで試合に負けた。我々はあまりに無防備すぎた。そして、ボールタッチがクソ過ぎた」と、怒りを露わにしたという。
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