ユベントス知将の采配ズバリ! CL16強ポルト戦で途中出場の“伏兵コンビ”が連続弾、敵地で2-0先勝

後半投入のピアツァとアウベスがアッレグリ監督の期待に応える

 イタリア王者ユベントスは22日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強のポルトとの敵地初戦で、後半に途中出場のFWマルコ・ピアツァとDFダニ・アウベスがゴールを決め、2-0で勝利。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の采配が光った。

 序盤からユベントスがペースを握ったゲーム展開のなかで、試合が動いたのは前半27分だった。ユベントスDFステファン・リヒトシュタイナーとタッチライン際で競り合ったポルトDFアレックス・テレスが遅れてタックルに行ってファウルを犯すと、この日2枚目のイエローカードが提示されて退場処分となった。昨季インテル所属で日本代表DF長友佑都とサイドバックのポジションを争ったテレスは、不用意なプレーでチームを苦境に陥れた。

 それでも、ユベントスはFWパウロ・ディバラ、FWゴンサロ・イグアイン、FWマリオ・マンジュキッチが厳しいマークを受けるなかで決定機は生み出せなかった。前半アディショナルタイムにはディバラが左足で強烈なミドルシュートを放ったが、シュートはゴールポストに弾かれて、スコアレスで前半を終えた。

 ユベントスがボール支配率70%を握る展開で、後半もゴールが奪えない時間が続く。するとアッレグリ監督は後半22分、FWフアン・クアドラードに代えてFWマルコ・ピアツァを投入した。

 

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