2G1A小川航基が「主役を担った」 日本代表1トップ序列争いに海外注目「上田がベンチで見守る」

ミャンマー戦で2得点の小川航基【写真:徳原隆元】
ミャンマー戦で2得点の小川航基【写真:徳原隆元】

日本はミャンマーに5-0で快勝

 日本代表は6月6日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でミャンマー代表と対戦し、5-0で快勝を収めた。最前線で先発出場を飾ったFW小川航基は2ゴールを決める活躍を披露した。海外メディアはオランダ1部フェイエノールトに所属するFW上田綺世がベンチで見守るなか、「小川が日本代表で2得点をマーク」と見出しを打ち、日本の新たなポジション争いに注目している。

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 すでに最終予選進出を決めている日本は、ミャンマー戦で3-4-2-1システムのテストを実施。最前線には小川が配置された。チームが前半から着実に得点を積み上げるなか、2-0で迎えた後半30分、右サイドからのMF相馬勇紀のクロスに走り込んだ小川がヘディング弾を叩き込み、待望のゴールを記録。さらに同38分、相手DFのクリアミスを拾った小川が反転しながらのシュートを流し込み、追加点を奪った。同アディショナルタイムには、中村の2得点目をアシストし、5-0の快勝劇に大きく貢献した。

 2019年に行われたE-1選手権以来、4年半ぶりに代表ゴールを飾ったなか、海外メディア「voetbalzone」は「フェイエノールトの上田がベンチで見守るなか、小川が日本代表で2得点をマーク」と見出しを打ち、「日本はミャンマーにとってあまりに強すぎる相手だった。主役を担ったのは、2ゴール1アシストを記録した小川だった」と取り上げている。

 上田は現在、日本代表の最前線でレギュラー候補に君臨。FW前田大然やFW浅野拓磨はウインガーとしての出場もあることから、1トップの序列争いという点では選手層の薄さが際立つ状況となっていた。そんななか、同じオランダリーグでプレーする小川が結果を残したことで、海外メディアも日本に芽生えた上田と小川のポジション争いに注目していた。

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