岡崎出番なしのレスター、逆転8強進出に望み CL初“ヴァーディ弾”も敵地でセビージャに1-2負け
清武のC大阪移籍で日本人CLダービーは幻に… 試合はセビージャが圧倒
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の16強、第1戦が22日に行われ、レスター・シティは敵地でセビージャに1-2で敗れた。ベンチスタートの日本代表FW岡崎慎司には出番はなかった。
レスターはUEFA公式サイトなどのスタメン予想で岡崎の先発と事前に報じられたが、クラウディオ・ラニエリ監督は1トップにFWジェイミー・ヴァーディを起用し、トップ下にFWアーメド・ムサを配置する4-2-3-1システムを選択。岡崎はベンチスタートとなった。セビージャに所属していた日本代表MF清武弘嗣は1月の移籍市場でC大阪に復帰していたために、CLの舞台での日本人ダービーは幻となった。
試合は立ち上がりから圧倒的なセビージャペースになった。前半14分にはMFホアキン・コレアがゴール前でのこぼれ球に反応してボールを確保すると、そこにレスターDFウェス・モーガンが不用意に飛び込んでPKを与えた。しかし、コレアが自らゴール左を狙って蹴ったPKをレスターGKカスパー・シュマイケルが見事にキャッチ。ファインセーブを見せた。
しかし、その後もセビージャがペースを握り続けた。そして同25分、セビージャは左サイドでMFサミル・ナスリが起点になった攻撃からDFセルヒオ・エスクデロが左足クロスを上げると、ファーサイドに走り込んだFWパブロ・サラビアが強烈なヘディングをファーサイドに決め、1-0の先制ゴールを挙げた。
レスターはチャンスらしいチャンスを作ることができず、そのまま試合はセビージャが1点リードでハーフタイムを迎えた。
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