森保J新システム採用…“3バック”の出来を選手はどう見た?「前半で修正できれば良かった」

日本代表の橋岡大樹【写真:徳原隆元】
日本代表の橋岡大樹【写真:徳原隆元】

W杯アジア2次予選のミャンマー戦で3バック採用

 日本代表は6月6日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でミャンマー代表と敵地で対戦し、5-0で勝利した。3バックの一角で先発フル出場したDF橋岡大樹は新システムへの手応えを語った。

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 日本は前半にFW中村敬斗とMF堂安律が得点し、2点リードで前半を折り返した。後半にはFW小川航基が2ゴールを挙げ、さらに終了間際に中村がダメ押し。すでに2次予選突破を決めているなかで、きっちりと勝利を収めた。

 普段は4バックで戦う森保ジャパンだが、この日はスタートから3バックをテスト。対人の強さに定評がある橋岡はサイドバックが本職だが、右のストッパーとして起用された。無失点での勝利に貢献した25歳は「相手が引いてくるなかでどういう形で崩すかで、前半は自分のポジションが低い位置になっちゃって、後半は修正して右からチャンスを作ることも多かった。相手はカウンターを狙っていたので、そこをしっかり止めることはできたと思う」と試合を振り返った。課題も見えたが、「ハーフタイムに全員で話して、3バックの両方がしっかり高い位置を取ってそこから前にどんどん行くというポイントが出て、そこを修正できたと思う」と語った。

 3バックでの起用について橋岡は「練習は3バックも4バックもいろいろなポジションをしたし、どのフォーメーションでも臨機応変にやろうと言っていた」と戸惑うことなく適応。「ポジショニングの修正をハーフタイムではなく前半の中でできれば良かったと思う」と向上心も示した。

 今季はイングランド1部プレミアリーグのルートン・タウンで経験を積んだ橋岡。ポジションに捉われない活躍で、定位置奪取に向けてアピールしていた。

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