2G演出の鎌田大地、ウインガー活かし方へ持論 中村でも三笘でも…「基本的には一緒」
W杯アジア2次予選でミャンマーと対戦
日本代表は6月6日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でミャンマー代表と対戦し、5-0で快勝。約7か月ぶりに日本代表に復帰したMF鎌田大地は前半17分にMF中村敬斗のゴールを演出するなど存在感を発揮したなか、この試合で採用した3バックにおけるウインガーの活かし方へ持論を述べた。
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この試合で先発した鎌田は3-4-2-1の布陣の中でMF堂安律とともに2シャドーの一角を務めた。前半17分の先制点の場面ではMF旗手怜央からパスを受けると、中村の位置、相手の位置、空いているスペースを確認して絶妙なロングスルーパスを出して、中村の先制ゴールをアシストした。
鎌田の視野の広さが生きた場面に思えたが、鎌田は「視野とかではなく」と言い、日常的に3バックの布陣でプレーしていることがメリットになったと語った。「フォーメーション的にあそこが空くのは分かっているので、どこに誰がいるか、相手のウィークなどが分かっている。普段3バックでやっているからという感じですね」と、日本代表が3バックにした際の適応に自信を見せた。
試合終了間際にも2点目を挙げた中村について、鎌田は「(中村)敬斗は1人でできちゃうので、敬斗が(相手を)引きつけてくれたら自分も空いていたし。敬斗の個に任せながらタイミングよく入ることを意識した」と、説明した。
現在の日本は、サイドアタッカーが強みでもある。この試合、中村は2ゴールを挙げたが、負傷離脱中のMF三笘薫も控えている。カタール・ワールドカップなどで、三笘ともプレーをしている鎌田だが、左に入っているのが中村でも、三笘でも、「基本的には一緒」と説明した。「言ってもこの相手なので。ウインガーの選手があれだけ、うちはやれる選手はいっぱいいると思う。こういう相手とやるのは難しいだけど、続けていけばいいと思う」と、新たな試みとなった3バックで日本の強みであるウイングをどう生かすかを探り続けるべきだとの考えを示した。