鎌田大地が2ゴール演出! 7か月ぶり代表復帰戦で手応え「自分としては悪くなかった」
W杯アジア2次予選でミャンマーと対戦
日本代表は6月6日、2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で敵地でのミャンマー戦に臨み、MF堂安律が1ゴール、MF中村敬斗とFW小川航基の2ゴールで5-0と勝利し、同予選で5連勝をマークした。昨年11月以来、約7か月ぶりの代表復帰戦となったMF鎌田大地は2得点に絡む活躍を見せたなか、試合後「自分としては悪くなかった」と振り返った。
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日本はすでに2次予選の通過を決めているため、6月の2試合は消化試合に。森保一監督はこのゲームを3バックでスタートし、今後に向けたテストの意味合いを強めた。イタリア・セリエAのラツィオでシーズン終盤に調子を取り戻して今年に入ってから初招集の鎌田や、DF橋岡大樹、MF旗手怜央、小川といったメンバーがスタメンに名を連ねた。
日本は前半17分、ハーフウェーライン付近でボールを受けた鎌田が左前方のスペースへボールを展開。走り込んだ中村がペナルティーエリア内まで切り込んで右足シュートを決め、日本に先制ゴールをもたらした。同34分には中村の横パスをペナルティーエリア内で受けた鎌田が反転しての右足シュートを放つと、ゴールポストに当たった跳ね返りをMF堂安律が蹴り込み、2-0とリードを広げてハーフタイムを迎えた。
後半も日本ペースとなったなか同30分、右45度付近から途中出場のMF相馬勇紀が左足で入れたクロスで相手の背後に出た小川がヘディングで決めて3-0とリードを広げると、同38分に再び小川が追加点、試合終了間際には中村が芸術的なミドルでゴールを奪い、すでに最終予選への進出が決まったなか5点差で大勝を飾った。
先発出場した鎌田は、昨年11月のW杯2次予選ミャンマー戦(5-0)以来、約7か月ぶりの代表復帰戦に。そのなかで前半には2得点に絡んだパフォーマンスを見せたことについて「ゴールは取れなかったけどある程度ちゃんとチャンスにも多く絡めえていたと思うし、自分としては悪くなかったと思う」と手応えを語った。
中村の先制点を演出した場面では、絶妙な判断から好パスを供給。「フォーメーション的にあそこが空くのは分かっているので、視野とかではなく、ある程度どこに誰がいるか分かっている」と振り返り、堂安の得点につながったシュートに関しては「決められれば良かったなと思うけど、あれだけ中に人数を掛けていることが大事だと思うし、自分が点を入れなくてもチームが勝てればいいと思う。ああいうのを続けていけばいい」と評価した。