鎌田大地、英1部クラブを「次のレベルへ連れていく存在」 専門メディアの期待する役割
「スペースを見つける能力と、攻撃の予測不可能性を持つ」と紹介
日本代表MF鎌田大地は今季限りでイタリア1部ラツィオを退団することが確実となり、イングランド1部クリスタル・パレスへの加入が噂されている。現地メディアは鎌田について「クリスタル・パレスを次のレベルに連れていく存在」と称賛している。
鎌田はシーズン終盤に就任したイゴール・トゥドール監督の下でレギュラーに定着したが、クラブとの契約延長交渉は決裂。本人も「ラツィオを離れることだけは100%決まっている」と明言していた。
そうしたなかで、移籍先として浮上しているのが今季プレミアリーグの後半戦に快進撃を見せて10位に入ったクリスタル・パレスだ。英国の同クラブ専門メディア「We are Palace」は加入間近と見られる鎌田を特集。プレースタイルなどについて紹介している。
「鎌田が最も効果的なのは、相手のDFの間にあるスペースを見つけ、気付きにくいエリアに侵入していく時だ。彼は右利きというよりも両利きで、ディフェンダーは彼の周りのスペースのどこをマークしていいのか難しい。スペースを見つける能力と、攻撃の予測不可能性を持つ彼はクリスタル・パレスを次のレベルに連れていく存在だ」
チームを率いるオリバー・グラスナー監督とはドイツ1部フランクフルト時代の師弟関係で、UEFAヨーロッパリーグ制覇も経験している鎌田。クリスタル・パレスではチームを牽引する存在として期待を懸けられているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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