浦和助っ人DFの怪我が少ない理由 “丈夫な身体の秘訣”を告白「常にアクティブに過ごした」
昨季ホイブラーテンは公式戦に全試合スタメン出場
浦和レッズのDFマリウス・ホイブラーテンは6月6日の公開練習後に取材対応し、幼少期から多くのスポーツに触れたことが怪我の少なさにつながっていると話した。
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ホイブラーテンは昨季の開幕前にノルウェーのボデ・グリムトから加入し、初年度からJリーグベストイレブンを受賞するなどJ1最少失点の原動力となり活躍した。
昨季の浦和は公式戦60試合を戦うタフなシーズンで、今季はその主力選手たちに負傷が多い。そのなかで、ホイブラーテンは全く離脱の気配を感じさせず公式戦に全試合スタメン出場。1試合を除いてフル出場し、プレータイムはルヴァンカップを欠場したGK西川周作も越えている。
この丈夫さはチームにとって大きな助けになっているが、自身は「小さい時からさまざまなスポーツをしてきた」とその要因を明かす。「常にアクティブに過ごしていたが、それがスタートかもしれない。そのようなことが蓄積している。サッカーだけでなく色々なスポーツをすること、ハンドボールや水泳、フローボールというインドアのアイスホッケーのようなものもした。色々な筋肉の使い方をしてきた。爆発力のある選手はハムストリングに問題を抱えることもあるけど、自分のこれまでの全体像を見ると色々な筋肉を使ったのが良かったのかもしれない」と話した。
前日まで4日間のオフでは、同じノルウェー出身のFWオラ・ソルバッケンと鎌倉でヨットに乗るなどリラックスして過ごしたというホイブラーテンだが、頑強なフィジカルの持ち主という印象だけでない身体のしなやかさや動きの器用さ、怪我をしない丈夫さを身に着けるという点で、幼少期からさまざまなスポーツを体験することで得たものも多いようだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)