「日本人選手も旅行したらいい」 浦和助っ人DFが語る短期オフの過ごし方「良い経験に」
ショルツが4日間のオフを利用して八丈島を訪れたと明かす
浦和レッズのDFアレクサンダー・ショルツは6月6日の公開練習後に取材対応し、前日まで4日間のオフを利用して八丈島を訪れたと話した。そして「日本人選手も、ちょっとしたオフでも旅行したらいい」と話した。
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ショルツは2021年夏にデンマークのミッティランFCから浦和へ加入。当初から日本文化への強い興味を示し、翌シーズンのキャンプ中には太宰治の作品を英文で読んでいることを披露するなどして話題を呼んだ。すでに3年ほどが経ち、取材時に通訳はつくものの質問が訳される前に理解していることも多く、日本語を織り交ぜながら話すこともある。そのなかで八丈島への旅行は「何年か前からチェックして行ってみたいと頭にあった」のだと話した。
実際に訪れた感想を「すごく良かった、素晴らしい。良い空気に海もあって、いろいろな天気もあって全てを楽しめた」と話し、「小さな島での時間の流れもゆっくりで、リラックスするには良いと思う。グーグルマップで調べたお店の営業時間はアテにならなくて、開けたいときに開けているような感じだから良い経験になった。行ってみて、開いているかどうか話さないといけないけど、もともと予定をしっかり立てるのも好きじゃない。島の皆さんは優しかった」と、多くのことをポジティブに捉えたようだ。
そのうえで「日本人の選手は、こういうちょっとしたオフで旅行する人が少ないけど、もっと色々なところに行けばいいと思う。もちろん子どもがいると学校もあるだろうし、通訳のイゴールも学校をサボらせるのはダメと言っているけど、デンマークでは機会があれば旅行も教育の1つだと考えるからね」と、人生の経験として大切なことだと話した。
ショルツは累積警告によって6月15日のセレッソ大阪戦が出場停止になるため、22日の鹿島アントラーズ戦では出場が見込まれる。Jリーグ最強DFによるリフレッシュ方法は、新たな土地への小旅行だったようだ。