川崎は3季ぶりのACL初陣飾れず 小林が先制弾も不運なオウンゴール…水原三星戦1-1ドロー

エースFW小林の先制点が新体制初ゴールも…DF谷口に当たって同点弾献上

 川崎フロンターレは22日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ初戦で水原三星ブルーウィングスと対戦。小林が先制点を挙げるも不運なオウンゴールで失点し、1-1ドローで試合を終えた。

 今季から就任した鬼木達新監督の初陣で最初にゴールを挙げたのは、頼れる新キャプテンだった。前半10分、左サイドに抜け出したMF中村憲剛が、ダイレクトでクロスを上げると、ファーサイドに流れたボールを小林が胸で押し込み、先制点を奪った。

 しかし同23分、一瞬の隙を突かれボックス内への侵入を許すと、相手選手のグラウンダーのクロスがコースを変えてDF谷口彰悟に接触。そのままネットに流れ込み、不運なオウンゴールを喫することとなった。前半36分に阿部が相手GKとの1対1の決定機を迎えるが、このビッグチャンスを決め切れず、1-1で前半を折り返した。

 後半に入ると水原三星の攻勢に遭い、川崎は防戦一方の展開に。後半33分には自陣ゴール手前で最大のピンチを迎えるも、GKチョン・ソンリョンがビッグセーブを披露。1対1の危機を凌いだ。

 その後、川崎はMF三好康児、新戦力FWハイネルと攻撃的なカードを切ったが、追加点は奪えず3季ぶりのACLはドロー発進となった。

【了】

城福達也●文 text by Tatsuya Jofuku

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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