旗手怜央の役割に変化? 来季セルティック起用法に英注目「代表での活躍が指標となるかも」
オライリーが移籍となれば旗手がより攻撃的ポジションを担う可能性
スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は、今シーズン怪我に苦しんだ1年だった。公式戦21試合(1287分間)のプレーにとどまったが、現地メディアは来季の起用法について伝えている。
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旗手は昨年10月からハムストリングの負傷で長く戦線を離脱。年明けにはふくらはぎ負傷に苦しみ、ピッチに立つ回数は限られていた。そんな日本人MFに対し、英メディア「Football Scotland」は「旗手怜央は今シーズン、セルティックにとってまるで新加入選手のようだった」と評価した。
一方で、「日本代表での活躍が指標となるなら、来シーズンも同じことが繰り返されるかもしれない」と同メディアは指摘。「ブレンダン・ロジャーズ監督率いるチームは新シーズンに向けた補強計画に忙しく、夏の移籍市場に向けた準備も裏で進められている」とチーム編成について言及しつつ、MFマット・オライリーが他クラブから興味を持たれている状況を説明。放出となれば、普段インサイドハーフで起用されている旗手が「より高い位置でのプレーを要求されるかもしれない」と予想している。
その根拠の1つとして、代表活動での起用ポジションも例に挙がった。森保一監督は、10月の代表選で旗手を左のウイングで起用。1月には慣れたインサイドハーフでのプレーとなっている。
こうした「2つの異なる役割で起用されたことで、(夏の移籍市場の準備を)手助けすることになるかもしれない」と記事では考察。旗手自身も「新しいことにチャレンジするのは素晴らしいことだと思う。個人としてもチームとしても気を引き締めて、それをピッチで表現したい」といった前向きな姿勢を見せていると報じていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)