鈴木唯人、A代表デビューへ デンマークで“尻上がり”に成長を遂げた訳「予想通りにいった」

日本代表の鈴木唯人【写真:徳原隆元】
日本代表の鈴木唯人【写真:徳原隆元】

鈴木唯人が取材に対応

 森保一監督率いる日本代表は6月5日、敵地となるミャンマー・ヤンゴンで北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・同国代表戦(6日)に向けて公式会見と公式練習に臨んだ。A代表デビューが懸かるMF鈴木唯人は途中出場になるが、デンマーク1部ブレンビーで大きく飛躍した攻撃力を発揮する。

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「代表デビューだからと言って特に何かできるわけでもないので、いつもやっていることが出ると思っている。特別、そんなに深く意識することはないかなと思いますけど、しっかりとしたそういうチャンスをしっかりと掴んでいかないといけないポジションだとは思う。そういった意味では大事になるかなと思います」

 2022年1月に国内組合宿で初招集。フランスや国内復帰を経てデンマークでは終盤戦に傑出したパフォーマンスを見せ、9得点と結果を残した。序盤は出番も限られていたが、徐々に出番を増やして後半戦に大ブレイク。リーグ戦のラスト11試合で7得点6アシストと輝きを放った。

「まあいろいろ自分の中でも試行錯誤して、どうやったらサッカーがうまくなれるか、デンマークもフランスもそうでしたけど、そういった中でコツコツと自分の中でちょっとずつ良くなってきているのかなと。あの時(A代表初招集時)よりは、そう思う。まあいい感じに自分の中でも考えながらやって、それがうまく結果に表れましたけど、ここではみんながそういう結果を残してきてる人たちが多いので、まだまだ自分はそういった中に名乗りを挙げていかないといけないと思う」

 シーズン序盤で苦戦した分、1人で試行錯誤して打開してきた。

「ウインターブレイクの時の練習試合とか、半年、チームメイトに自分がどういう選手かと分からせるのに時間かかりましたし、でもそれも想定していたことなんで、結果、この1年は自分の中では予想通りにいったかなと思っています」

 ミャンマー戦では途中からの出番になる見込み。鈴木が新たな攻撃のピースとなれるか。羽ばたく姿を目に焼き付けたいところだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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