菅原由勢、今夏の去就について言及「5大リーグに行かなきゃいけない」 代表後にクラブと話し合いへ【現地発】
日本代表はヤンゴンで練習をスタート
森保一監督率いる日本代表は6月4日、ミャンマー・ヤンゴンで北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で戦う同国代表戦(6日)に向けて現地での練習をスタートさせた。今夏の去就が注目されるDF菅原由勢は自らの口で次のステップについて語った。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
ミャンマーの蒸し暑い気候を物ともせず、スッキリとした表情の菅原が懸命にボールを追った。今夏の去就が注目される23歳の菅原には、来季からアルネ・スロット監督体制になるイングランド1部リバプールや、エバートン、ブライトン、イタリア1部インテル、ドイツ1部ヴォルフスブルクなどが関心を示しているという。2019年のAZ加入からすでに欧州で5シーズンを過ごしており、今季もリーグ戦4ゴール7アシストという結果を残した。
そのなかで、菅原は自ら次のステップについて語りだした。
「これが自分にとって満足のいく結果とは一切思っていない。もっともっと成長できた部分もあるし、もっとこうしたかったという部分はありますけど、今は、次のステップに向けてというところで、次のステップがどうなるかまだ決まっていませんけど、そのステップが、正しいステップになるようにというので今シーズン一応頑張ってきた。そのステップが、決まったときに、このシーズンがどうだったかというところに繋がってくると思う。もちろんフィードバック、自分自身はしましたけど、まだまだ成長が必要だなっていうのは感じます」
昨夏にも移籍を目指しながらも、実現せず。悔しい思いを抱えながらのシーズンを過ごした。それもAZと「今シーズンまとめてしっかり戦おうっていうのをね、僕とクラブとで話し合えた」からこそ、今季を振り返るうえで、自然と次へと目が向いた。
「もちろんチャンピオンズリーグに出たいというのはありますけど、まずは5大リーグに行かなきゃいけないと思っているし、少しでもレベルの高いところにチャレンジしたいと思っている。どこに行っても競争は間違いなくあるしそういった中で、また自分という選手の価値を上げていかなきゃいけない。本当にどこに行ってもというか、成長できる場に行きたい」
日本代表を終えてからAZの強化部と話し合いの場を持つという。日本の未来を背負う右サイドバックが下す決断に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)