残留争いの一方で欧州制覇に挑むレスター ラニエリ監督、CL16強セビージャ戦「ターニングポイント」

 

今季を占うセビージャ戦…ラニエリ監督「勝てば、何かが変わるかもしれない」

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、現地時間22日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の敵地セビージャ戦が今季の命運を占う「ターニングポイント」になると考えているようだ。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。

 レスターはプレアミリーグで降格圏18位と勝ち点1差の17位という苦しい状況にありながら、初挑戦のCLではグループ首位通過を果たした。国内リーグで残留争いを繰り広げる一方、欧州ナンバーワンの座を懸けた大会に臨むといういびつな状況下にあるが、指揮官はこの一戦が勝負どころと見定めているようだ。

 アウェーでの決勝トーナメント1回戦第1戦を前にした記者会見で、ラニエリ監督は次のように語っている。

「明日はターニングポイントになるかもしれない。我々は勝てば、何かが変わるかもしれない。このような試合が必要だったんだ」

 セビージャ戦を大一番と捉えた監督は、チームが困難な状況にあることを認めている。一つのミスが命取りになると気を引き締めた。

「明日は我々の強さを見せることができるといいね。プレミアリーグではベストを尽くそうとトライしたが、ミスもあった。明日はミスできない。彼らにはとても危険な選手たちがいるからね。ファーストレグはいつだった重要だ。彼らにはいい選手がいて、いいチームだということは分かっている」

 

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