アーセナルMFジンチェンコが移籍を希望 クラブはオファー許容の構え…60億円が判断基準か
アーセナルとの契約は2026年まで
イングランド1部アーセナルは、今夏にウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコに対するオファーを受け入れる構えがあるという。英メディア「Football Insider」が報じた。
ジンチェンコは2022年夏にアーセナルに加入して以来、左サイドバック(SB)のレギュラー選手として活躍してきた。しかし、怪我による離脱も多く、今季は日本代表DF冨安健洋、ポーランド代表DFヤクブ・キビオルと出番を分け合い、プレミアリーグでの出場は27試合(先発20試合)にとどまった。特にシーズン終盤戦は冨安に先発の座を譲り、ベンチを温める時間が長かった。
レポートによれば、ジンチェンコはスタメン争いで序列が下がったことに不満を抱えており、出場機会を求めて移籍を希望しているという。そして、アーセナルは適切なオファーがあれば、それを受け入れる構えのようだ。ジンチェンコに対しては、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンをはじめとした複数クラブからの関心があるとされる。
アーセナルは2年前にマンチェスター・シティからジンチェンコを獲得する際に投じた3000万ポンド(約60億円)の回収を望んでいるようだ。
クラブとの契約は2026年まで残っているが、27歳のレフティーはこの夏に新天地を求めることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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