世界最高給のテベスが上海申花を電撃退団か 自己負担7億8000万円で強行の可能性も

ACLプレーオフ敗退でテベスと監督の関係に亀裂、ボカ復帰か現役引退で思案中

 世界最高額の給与額で中国の上海申花に移籍加入した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、わずか3カ月ほどで電撃退団する可能性が浮上している。アルゼンチン紙「オレ」や欧州メディアが報じている。

 テベスは週給61万5000ポンド(約8600万円)という破格の条件で上海行きを決断。しかし、チームはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の本戦へ向けたプレーオフでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)を相手に敗退し、テベスとグスタボ・ポジェ監督の関係にも亀裂が入っているという。

 そのため、テベスは上海を電撃退団してボカ・ジュニアーズに戻るか現役引退するかを思案している模様だ。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」はテベスが650万ユーロ(約7億8000万円)を自己負担してでも退団を強行する可能性があるとしている。

 鳴り物入りでの中国行きとなったテベスだが、その決断は難しい状況を招いてしまったようだ。巨額の中国マネーが渦巻く移籍劇の結末は、どのようなことになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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