レアル監督、歴代最多15回目のCL戴冠「満足することはない」 自身7度目の欧州制覇…“偉業”達成
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アンチェロッティ監督は飽くなきタイトル獲得欲を明かした
スペイン1部レアル・マドリードは現地時間6月1日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でドイツ1部ドルトムントに2-0で勝利し、歴代最多記録を更新する15度目の優勝を果たした。チームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は「我々は決して満足しない」とさらなるタイトル獲得への野心を示していた。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が試合後のコメントを伝えた。
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イングランドのロンドンで行われたファイナル。レアルは前半、ドルトムントに何度か決定機を作られるなど劣勢だったが、後半にきっちりと立て直し、後半29分にMFトニ・クロースのコーナーキックからDFダニ・カルバハルがヘディングで合わせて先制。さらに同38分には相手のミスから得たチャンスを逃さず、FWヴィニシウス・ジュニオールが追加点を奪い、2年ぶり15度目のCL制覇を成し遂げた。
アンチェロッティ監督個人としてはACミラン(2002-03、06-07)とレアル(2013-14、2021-22、23-24)で計5度目の優勝。選手時代にもミランで前身のチャンピオンズカップを2度制していることもあり、それも含めると自身7度目のヨーロッパチャンピオンという偉業となる。だが、指揮官はこの常勝軍団のタイトルへの欲望は尽きることがないとライバルたちへ警告を送っていた。
「満腹になる危険はない。このクラブは絶え間ない要求がある。我々が満足することは決してない。明日はファンとともに素晴らしい日を過ごすことになるだろう。その後は休み、選手たちはEURO(欧州選手権)やコパ・アメリカに向かう。だが、その後にはこれまでと同じ熱意と興奮を持って戻ってくるだろう」
今オフにはフランス代表FWキリアン・ムバッペの加入が有力となっている。この11年間で6度の優勝を果たしている“エル・ブランコ”は来季もビッグイヤー獲得に向かって突き進むことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)