CL決勝でファン乱入、“前代未聞”賞金6000万円目当てに海外衝撃 ロシア人インフルエンサーが「提示」
ドルトムントVSレアル・マドリードの一戦でファンがいきなりピッチに
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝が6月1日、ウェンブリー・スタジアムで行われ、ドイツ1部ドルトムントとスペイン1部レアル・マドリードが激突し、2-0でレアルが2シーズンぶり15回目の優勝を飾った。白熱の展開となった決勝戦だったが、キックオフ直後の26秒でいきなりファンが乱入するハプニングが発生。「Mellstroy(メルストロイ)」と書かれたTシャツを着た侵入者が3人ピッチにスマホを掲げて入ってきた。海外メディアはロシアのインフルエンサーが30万ポンド(約6000万円)の賞金を提示していたと伝えた。
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試合は約2分間、中断を強いられた。米スポーツ専門局「ESPN」は公式SNSで「CL決勝戦が始まって30秒も経たないうちに、ファンがピッチに駆け込んできて、ジュード・ベリンガムと自撮り写真を撮った」と画像付きで報道。海外で伝えられている写真ではMFジュート・ベリンガムやFWヴィニシウス・ジュニオールらに駆け寄り、セルフィーするシーンが納められていた。
そのなかで、英紙「デイリー・メール」は「CL決勝のピッチ侵入者たちは巨額の賞金目的だったことが明らかになった」とセンセーショナルな見出しで報道。「物議を醸しているロシアのインフルエンサー、メルストロイがファンにウェンブリーでのバカげたスタントを成功させれば30万ポンドという賞金を提示していた」と、伝えた。
メルストロイはロシア人のスキャンダラスなブロガーだといい、自身の名前を身に着けてピッチへ侵入した場合賞金を約束していたという。これまでも配信中にモデルを殴るなど暴力的な行為もあったようだ。インスタグラムのフォロワーは300万人を超えている25歳。3人の侵入者のうち1人は警備員を振り切ったあと、先発ピッチに立っていたドルトムントMFマルセル・ザビッツァーに止められていた。