CL決勝、ドルトムントがレアルに脅威…決定機“続出”も前半は0-0で折り返す
レアルはクラブ初の無敗優勝、ドルトムントは2度目のV狙う
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間6月1日に英ロンドンのウェンブリースタジアムで決勝戦を開催。レアル・マドリード(スペイン)とボルシア・ドルトムント(ドイツ)が対戦し、0-0のまま前半を終えた。
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史上最多14回の優勝を誇るレアルはここまでグループリーグから準決勝まで8勝4分で勝ち上がり、クラブ初の無敗優勝が懸かる。一方のドルトムントは1996-97シーズン以来2回目の優勝を狙う決勝戦になった。また、レアルのドイツ代表MFトニ・クロースは今季限りでの現役引退を表明しているため、この後に母国ドイツで開催される欧州選手権(EURO2024)に出場が確実視とされているなか、クラブレベルでは現役ラストマッチになった。
レアルは落ち着いたボールキープからロングボールも利用しながら前進していったが、最初の決定機はドルトムントに生まれた。前半14分に背後のスペースに抜け出して受けたFWニクラス・フュルクルクがキープし、後方からフォローしたMFユリアン・ブラントにラストパス。ペナルティーエリア内に切り込んだブラントが右足で狙うも、シュートは枠外に飛んだ。
さらに前半21分にはDFマッツ・フンメルスが最終ラインから絶妙なスルーパスを出し、FWカリム・アデイェミが反応したがGKティボー・クルトワとの1対1を決められず。前半23分にはDFイアン・マートセンのスルーパスからフュルクルクが抜け出しクルトワとの1対1を左足で狙ったがゴールポストに阻まれゴールならず。ドルトムントは立て続けのチャンスを生かせなかった。
ドルトムントの速攻が脅威を与えた一方、レアルはなかなかゴール前まで進出できない攻撃が多くなった。それでも両者にゴールは生まれず0-0でハーフタイムを迎えた。