「なんてプレーだ」 左足1本でボール奪取…鹿島29歳ボランチ転向で「守備で客呼べるレベル」

鹿島でプレーする知念慶【写真:Getty Images】
鹿島でプレーする知念慶【写真:Getty Images】

FW知念慶が見せた圧巻のボール奪取シーンが話題に

 鹿島アントラーズは6月1日、J1リーグ第17節で横浜F・マリノスを3-2で下し、4連勝を飾った。先手を許しながら後半に3得点を挙げて逆転勝利を挙げたなか、29歳のFW知念慶が見せた圧巻のボール奪取シーンが話題に。横浜FM助っ人とのマッチアップシーンに「なんてプレーだ凄すぎる」「痺れた…」と反響の声が寄せられた。

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 鹿島は国立競技場で迎えた横浜FMとのホームゲームで前半10分、相手FWアンデルソン・ロペスに先制点を許すも、前節まで7戦負けなしと上昇ムードの勢いはこの日も続いた。後半12分、エースFW鈴木優磨が左足で同点弾を叩き込むと、同29分に右サイドバックの濃野公人、その10分後には関川郁万がセットプレーからゴールネットを揺らした。

 終盤に1点を返されたものの、鹿島は3-2で逆転勝ち。4連勝を飾ったこの試合では、得点シーンだけではなく、1-1の同点に追い付いたあとに知念が見せたボール奪取シーンもひと際注目を集めた。横浜FMの攻撃を受けたなかで、右サイドでボールを持ったFWヤン・マテウスに対し、ゆっくりと近寄る。

 すると、ボールの奪いどころをいち早く判断した知念は間合いを一気に詰めて、左足1本でボールを奪取。ヤン・マテウスがピッチに転倒したのを尻目に、ボールを前に持ち運んで見せたこの場面を、鹿島の公式X(旧ツイッター)が動画としてアップすると、大きな反響を呼んだ。

 本職がFWの知念は、ランコ・ポポビッチ新体制で迎えた今季ボランチへコンバート。不慣れなポジションながらも、次第に守備も板につき、今や“ボランチ知念”がすっかり定着した。Jリーグ公式「J STATS」ではデュエル勝利数でトップ数値「68」(5月30日時点)を記録しており、守備力をマスターしつつある状況だ。

 この試合で披露したボール奪取には、「なんてプレーだ凄すぎる」「守備で客を呼べるレベル!本当にやばすぎる…」「これほんと痺れた…」「JリーグNO.1ボールハンター」「一瞬で狩り完了」などの反応が寄せられ、ボランチ転向1年目ながらも驚異的な進化を見せた知念の姿に、改めて驚きの声が広がっていた。

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