マンU、英雄シャビ招聘か バルサ指揮官解任で「新監督就任を打診」と英メディア報道
テン・ハグ監督の来季去就が不透明、「非公式」でアプローチと海外注目
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハグ監督の来季去就が不透明となるなか、後任候補としてスペイン1部FCバルセロナ監督を解任されたシャビ・エルナンデス氏が浮上。英メディアはシャビ氏に接触を図ったと伝えている。
バルセロナの英雄シャビ氏は、2021年11月から同クラブを指揮し、2022-23シーズンにはラ・リーガのタイトルとスペイン・スーパーカップを獲得。今年1月に退任を表明後、成績上昇を受けて続投要請を受け入れたものの、クラブとの関係性悪化の末、解任となった。
英紙「ザ・サン」がスペイン大手紙「AS」の報道を引用して報じたところによると、ユナイテッドはテン・ハグ監督の後任候補として「非公式」にアプローチを取っているという。記事では「バルセロナの元監督シャビにクラブの新監督就任を打診した」と具体的な動きにも言及している。
ユナイテッドのテン・ハグ監督は今季FAカップで8季ぶり13度目のタイトルをもたらした一方、リーグ戦では史上最低の8位と不本意な成績に。来季の去就は不透明のままで、新監督候補にはブライトン監督を退任したロベルト・デ・ゼルビ氏やチェルシー監督を解任されたマウリシオ・ポチェッティーノ氏などが挙がっていた。
新たな後任候補に浮上した44歳のシャビ氏にはすでに、今季セリエAで2位に終わったACミランや韓国代表から接触があったとされるが、現時点で進展はない模様。本人は1年間監督業から離れることを希望しているとも伝えられるなか、プレミアリーグの名門クラブの指揮官に就くシナリオは果たして実現へ動き出すだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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