浦和が苦手のACLアウェー戦でWSWに4発快勝! 興梠は通算15得点で日本人最多記録を更新

ACL過去2勝3分5敗の敵地で最高のスタート 新加入ラファエル・シルバが初ゴール

 浦和レッズがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)開幕戦を鮮やかに飾った。21日に敵地でウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)と対戦した浦和は、後半11分のFW興梠慎三による先制ゴールを皮切りにしたゴールラッシュで4-0と大勝。苦手とするアウェーゲームで勝ち点3を得る最高の立ち上がりとなった。

 浦和は18日のゼロックス杯から中2日でオーストラリアへ移動して、開幕戦を迎えるタイトな日程になった。ゼロックス杯ではメンバー外だった日本代表DF槙野智章、ベンチスタートだったMF関根貴大とFW興梠慎三をスタメン起用し、3人のメンバーを入れ替えた。

 前半から浦和はサイドチェンジを生かしたダイナミックな攻撃を仕掛けたが、なかなか相手の最終ラインを攻略しきれない。その攻撃陣が停滞ムードを振り払ったのは、後半11分だった。少し下がった位置でDF森脇良太からのパスを受けた李が前を向くと、ドリブルで相手を引きつけてラストパス。背後を取った興梠が一気に抜け出し、相手GKの動きを見極めて右足シュートを冷静に決めた。ゼロックス杯に続く公式戦2戦連発で、昨季までACL通算14ゴールで日本人最多得点のエースは、大会通算15得点目で浦和に流れを一気に引き寄せた。

 するとその3分後、右サイドの関根が起点になった攻撃でMF青木拓矢からのパスを受けた興梠は、ふわりとした浮き球をゴール前に供給。反応良く飛び出した李が左足ボレーシュートを決め、2-0と一気にリードを広げた。

 

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