退団の日本代表FWは「どこ行くんだ?」 独誌も注目「浅野の未来はまだ開かれている」
浅野拓磨がボーフムを退団
ドイツ1部ボーフムは5月31日、10人の選手の退団を一気に発表。中には日本代表FW浅野拓磨の名前もあった。1部2部入れ替えプレーオフ戦で劇的な残留を決めたボーフムにおいて、3シーズン大きく貢献してきた浅野にはファンからもさまざまな声が届いている。
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2021年にセルビア1部パルチザン・ベオグラードからボーフムにやってきた浅野。今シーズンは移籍後ハイスコアとなる公式戦7ゴール1アシストを記録した。残留の懸かった1部2部入れ替えプレーオフ戦では、第1戦を落としたものの第2戦でPK戦までもつれ大逆転勝利。浅野も攻守に渡るプレーで貢献した。
勝負強さが光る浅野は、入れ替えプレーオフのPK戦でも4人目を務めきっちりネットを揺らす。「大舞台強すぎ」「勝負強さとか冷静さはすごい」「PKうますぎ」とSNSでもメンタルの強靭さが話題となっていた。
そんな浅野を含む10人がボーフムから退団。21年にフリーで加入した浅野だが「ジャガー(浅野の愛称)が爪を伸ばしたとき、ボーフムのファンは(彼らだけではなく)歓声を上げるときだと知っている」と、クラブから最大の敬意を示されている。
またドイツメディア「WAZ」は「代表監督に関する記者の質問に『ハンジ・フリック、それは何ですか?』と答えた伝説的なインタビューもあり、ドイツ全土がおそらく彼のことを忘れることはないだろう」と触れる。ドイツ誌「キッカー」も「浅野の未来はまだ開かれている」と、今後の去就の行方を見据えていた。
ファンからも「どこ行くんだろ?」「ボーフムでの活躍素晴らしかった」「新天地は何処に」と去就含むさまざまな声が上がる浅野。来シーズンのプレーする姿は、どこで見られるのだろうか。