ACL“日韓対決”が鹿島&川崎戦で開幕 「韓国産GKを打ち破れ」と同胞守護神との激突に地元紙注目

鹿島のクォン・スンテと川崎のチョン・ソンリョンとの対戦は「奇妙な運命」

 今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージがいよいよ開幕するが、韓国内での注目カードはやはり“Jリーグ勢”との対決だ。21日に蔚山現代FCが鹿島アントラーズと、22日に水原三星ブルーウィングスが川崎フロンターレと対戦する。

 韓国メディアがこの2試合に目を向ける理由は、日韓対決という意味合いのほかに、鹿島と川崎に韓国人GKが在籍していることが大きい。

 今季から鹿島に移籍したGKクォン・スンテと昨年から川崎でプレーするチョン・ソンリョンの2人が、Kリーグ勢の壁となって立ちはだかる。ともに韓国代表に名を連ねている守護神であることも、注目される理由だ。

 スポーツ紙「スポーツソウル」の見出しも、「日本に行く蔚山と水原、ミッションは韓国産GKを打ち破れ」と刺激的だ。

 同紙は今年、韓国人GKがJリーグで主力としてプレーする選手を紹介しつつ、「ACL出場権を剥奪された元全北現代GKのクォン・スンテが鹿島に移籍し、(今年のACLでは)全北現代の代わりに出場権を得た蔚山と戦う。奇妙な運命だ」と伝えた。

 

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