鎌田大地と恩師“再タッグ”実現へ…独メディア熱視線「理想の選手を手に入れる」
ラツィオ残留から一転…クリスタル・パレス入りが有力に
イタリア1部ラツィオの日本代表MF鎌田大地がイングランド1部クリスタル・パレスへの加入に急接近している。実現すれば、フランクフルト時代の恩師オリバー・グラスナー監督との再会となることもあり、ドイツメディアは「グラスナーは理想の選手を手に入れる」と報じている。
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昨夏にラツィオに加入した鎌田はマウリツィオ・サッリ前監督の下でなかなか出番を得られなかったが、イゴール・トゥドール監督の就任により状況は一変し、レギュラーの座を手にしてシーズンを終えていた。
今季限りで満了となる契約延長に向けた交渉が行われ、残留に向けて前進していたかに思われていたが、条件面で合意できなかった模様。5月31日、移籍情報に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は鎌田が来季フリートランスファーでクリスタル・パレスに加入すると伝えた。
この情報を受けて、ドイツ紙「フランクフルター・ルントシャウ」は「鎌田はイングランドでグラスナーと再会」とレポート。グラスナー監督は2021-22シーズンにフランクフルトをUEFAヨーロッパリーグ制覇に導き、鎌田はそこで中心選手として活躍していた。指揮官のフィロソフィーを理解していることから、「グラスナーは鎌田大地という理想の選手を手に入れる」と表現した。
クリスタル・パレスは今季途中就任のグラスナー監督の下で躍進し、プレミアリーグで10位フィニッシュ。FWマイケル・オリーズら一部主力選手に引き抜きの噂は絶えないなか、指揮官の愛弟子である鎌田を迎えて競争力の維持を図ることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)