クリスタル・パレス鎌田獲りへ…ベリンガム弟の獲得も接近? 英報道「確信がある」

クリスタル・パレス行きが噂される鎌田大地【写真:Getty Images】
クリスタル・パレス行きが噂される鎌田大地【写真:Getty Images】

クリスタル・パレス鎌田獲得に接近報道、今オフ積極強化へ

 イングランド1部クリスタル・パレスは、イタリア1部ラツィオから日本代表MF鎌田大地の獲得に迫っているとされ、その動向が注目を浴びるなか、英メディアはさらに2選手の補強に動いている事実にも言及。スペイン1部ベティスから1400万ポンド(約27億円)で新戦力を獲得する可能性も伝えている。

 オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスは、今季プレミアリーグで10位の成績を収めた。来季に向け補強に動くなかで、グラスナー監督の元教え子であり、ラツィオとの契約延長が破談になったとされる鎌田の獲得に接近中であることが移籍情報に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏により伝えられている。

 一方、英紙「デイリー・ミラー」は「さらに2選手の獲得を交渉中」として、そのうちの1人が「あとは正式発表があるのみ」と指摘。1400万ポンドを投じて獲得間近に迫っているとされるのは元FCバルセロナのセンターバックで、ベティスに所属する20歳DFシャディ・リアドだ。

 20歳のモロッコ代表DFは、バルセロナのカンテラからステップアップし、2022年にトップチームデビュー。しかし翌年7月にベティスへの1年間の期限付き移籍となり、今季はリーグ戦で26試合に出場していたなか、今週初めにメディカルチェックを終え、クリスタル・パレス入りが間近に迫っているようだ。

 もう1人はスペイン1部レアル・マドリードに所属するイングランド代表のスター、MFジュード・ベリンガムの弟で、英2部サンダーランドでプレーするMFジョーブ・ベリンガム。将来有望な18歳タレントは争奪戦が展開されているといい、「ブレントフォードとの激しい競争に直面しているがパレスが制するという確信が根底にある」と伝えた。

 クリスタル・パレスは、グラスナー監督が今年2月に就任後、成績が上昇。リーグ終盤戦は7試合無敗で駆け抜け、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドといった強豪クラブを撃破する力強さも発揮した。来季の躍進にも十分期待が持てるだけに、今オフの補強動向は注目ポイントの1つと言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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