香川、“失意の2014年”を糧に2015年は飛躍の年に
「また自分自身、飛躍していかなければいけない」
日本代表MF香川真司が2015年を飛躍の年とする。
アジアカップ(オーストラリア)に向けて合宿を張る日本代表。その一員として新年を迎えた25歳は昨年の結果に悔しさをにじませた。
「2014年は結果が出ないというか、ヨーロッパにきて、ある意味順調だったものが、結果としてついてこなかった年だった」
2010年夏にドルトムントへ移籍後、欠かせない戦力として活躍してきた香川。しかし、その2年後に移ったマンチェスター・ユナイテッドではアレックス・ファーガソン監督の退任の影響もあって徐々に輝きを失った。2013-2014シーズンは出番が減少。その後、新たに就任したルイス・ファン・ハール監督のもとでもベンチを温めることが多く、2014年夏の移籍市場の締め切り間際にドルトムントへと復帰した。そしてその古巣でも思うように活躍できていない。
ブラジルW杯でも期待された結果を残せなかったMFは「その厳しさを感じて、また自分自身、飛躍していかなければいけないと思ってるんで。今年1年、しっかりこの経験をいかしていかなければいけないし、それは自分が一番強く思っている」と自分自身に言い聞かせるように語った。
代表宿舎でカップ麺のそばを食べて年を越したという香川。「アジアカップをしっかりものにして、いいスタートを切れるようにしたい」と闘志をみなぎらせた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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