田中碧、ボルシアMGへの“個人昇格”の可能性は低いと現地報道「話し合いは行われていない」
デュッセルドルフは入れ替え戦で昇格を逃した
ドイツ2部デュッセルドルフの日本代表MF田中碧は今夏にステップアップの移籍を果たすことが予想されている。移籍候補として同胞DF板倉滉らが所属するドイツ1部ボルシアMGが挙がっているが、ドイツメディアは現時点で同クラブへの移籍の可能性は低いと報じている。
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デュッセルドルフは今季のドイツ2部リーグで3位となり、1部16位のボーフムと昇降格プレーオフに臨んだ。第1戦を3-0で制すも、第2戦は0-3となり合計スコアで同点に。最終的にはPK戦の末に敗北し、1部昇格のチャンスを逃した。そのなかで主力選手として活躍してきた田中はドイツ1部の複数クラブからの関心が伝えられており、来季は個人昇格を果たす可能性が高いと見られていた。
移籍先として有力候補の一つがボルシアMGだった。日本代表のチームメートである板倉やFW福田師王も所属する同クラブは今年2月に田中の獲得で合意したという現地報道もあった。
しかし、ドイツメディア「RHEINISCHE POST」は「これまでにフォルトゥナとグラードバッハの間で移籍に関する話し合いは行われていない」とし、さらに「田中はグラードバッハにとって財政的に獲得可能な選手ではない」と伝えている。契約が残り1年となった田中について、現在のボルシアMGは獲得のために選手の売却が必要になると指摘した。
同メディアは「田中の進路はグラードバッハにはならないだろう」と見ているが、その一方で「しかし、田中が数週間以内に新しいクラブを見つけられなければ状況が変わる可能性はある」とも伝えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)