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アーセナルFWジルーに今夏マルセイユ移籍の可能性が急浮上 酒井宏樹との強力ホットライン誕生か
好成績を残しながら“サブ扱い”の本格派ストライカー獲得に照準
アーセナルのフランス代表FWオリビエ・ジルーに、今夏のマルセイユ移籍の可能性が急浮上していることを、英紙「メトロ」が報じている。
アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督が、今季からFWアレクシス・サンチェスをセンターフォワードにコンバートしたことにより、ジルーはリーグ戦17試合出場、先発はわずか6試合にとどまっている。だが、出場機会が減少するなかでも8ゴール4アシスト、公式戦全体では合計11ゴール5アシストと目に見える結果を残している。特に2017年の最初の5試合では5ゴールを挙げており、元旦に行われたクリスタル・パレス戦では今季最高のゴールとの呼び声も高い”スコーピオンシュート”も決めている。
記事によると、好成績を記録するもチームで重宝されないジルーに対し、マルセイユが今夏の移籍市場での獲得に乗り出すようだ。マルセイユは今冬にウェストハムからMFディミトリ・パイェを2500万ポンド(約35億円)で獲得するなど、ワールドクラスの選手獲得に成功している。ジルーに対しても、巨額のオファーを用意する準備を整えているという。
今季のマルセイユでは日本代表DF酒井宏樹が24試合に出場し、主力としての地位を確固たるものとしている。ヘディングに無類の強さを誇るジルーのマルセイユ加入が実現すれば、高速クロスを武器とする酒井と強力なホットラインを築くことになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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