レアルのスペイン代表MF争奪戦にバルサが参戦!? “禁断の移籍”実現の可能性が浮上

2018年6月に契約満了のイスコ、今季中に去就を決断すると明言

 夏の移籍市場で、スペインにおいて“禁断の移籍”が起こる可能性が浮上している。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、バルセロナがレアル・マドリードのスペイン代表MFイスコの獲得に動き出したと報じている。

 イスコは先日、スポーツ専門局「beINスポーツ」のインタビューに応じ、出場機会に満足していないことと来季の去就をシーズン中には決断すると明言していた。4月に25歳になるイスコは「選手としてのキャリアは長くない」と、レギュラーとしてプレーできる環境を求める考えを示唆している。

 そのため、イスコには多くのクラブから獲得への視線が浴びせられている。イタリア王者ユベントスや、プレミアリーグの強豪アーセナルからの興味がこれまでに伝えられてきた。

 そしてその争奪戦に、宿敵バルセロナも参戦の構えを見せているという。スペインにおいてはカタルーニャ地方との政治的な面も合わせ、バルセロナとレアルは犬猿の中で対立構造にある。そのトップクラブ間での選手の移動は“禁断の移籍”とされ、かつてはバルセロナからレアルへ移籍した元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴが、移籍後初の直接対決の際に盛大なブーイングだけでなく、スタンドから丸焼きにされた豚の頭を投げ込まれる仕打ちを受けた。

 

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