ペップ監督が“ベンゲル解任論”に憤慨 過熱するバッシングは「受け入れがたい」

ベンゲル監督の解任を求めるメディアを批判

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、解任論の浮上するアーセナルのアーセン・ベンゲル監督を擁護。メディアの強烈なバッシングを「受け入れがたい」と批判している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 ベンゲル解任論は、アーセナルがUEFAチャンピオンズリーグ16強第1戦のバイエルン戦で1-5と大敗したことで一気に炎上した。シティはFAカップ5回戦で2部ハダースフィールド戦で、先発メンバーを8人入れ替えてスコアレスドローに終わったが、ペップ監督は試合後、このメンバー入れ替えについて「我が友よ、私が決断をする。君たちは私の決断を分析するんだ。試合間に決断しなければいけない。最高の結果を導き出すために、だ。それが私の仕事だ。合意できなければ、そう書けばいい」と言い放った。

 そして、古巣バイエルンに大敗したベンゲル監督を擁護した。「この10日間、私が耳にしてきた、いろいろな人間や元選手、記者がアーセン・ベンゲルに対する対応の仕方は受け入れがたい。その瞬間、我々の仕事はどの立場の人間からも 敬意を支払われることはない」と憤っている。

 今季限りで契約満了となるベンゲル監督は四面楚歌の状態だが、ペップ監督の怒りの声はベンゲル解任派の心にどう響くのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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