浦和監督、過密日程は「プロとして当然」 ACL初陣のWSW戦へ、“戦術的”な先発変更を示唆

ゼロックス杯から中2日での敵地WSW戦へ、ペトロヴィッチ監督が意気込みを語る

 浦和レッズは21日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)開幕戦でウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW/オーストラリア)とのアウェーゲームに臨む。試合を前日に控え、浦和からミハイロ・ペトロヴィッチ監督と主将のMF阿部勇樹が記者会見に出席し、試合へ向けての意気込みを語った。浦和が公式サイトで伝えている。

 浦和は鹿島アントラーズに2-3で敗れた18日のゼロックス・スーパーカップから中2日で臨むゲームになる。しかしペトロヴィッチ監督は、シーズン開幕時点で過密日程による疲労を考慮する段階ではないと語った。

「シーズン中にも連戦はあり、長い移動も常にあります。シーズンが始まる前に5~6週間の準備をしてきたのですから、始まったばかりの連戦をプロの選手として当然のように受け止めて、そのなかでやっていかなければなりません。もし明日の試合で、鹿島戦から選手を入れ替えるなら、それは疲労というよりは戦術的な意味合いでの理由になります」

 鹿島戦では日本代表DF槙野智章や新加入のFWラファエル・シルバをメンバー外とし、このACL初戦から本格稼働させて臨むことが予想されている。しかし、そうした起用はあくまでも戦術的な理由であるとした。その一方で、鹿島戦前日の練習で足を痛めてメンバーから外れたMF柏木陽介は、このACL開幕戦も欠場の見込みとなっている。

 

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